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資格試験の概要・魅力
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@ 宅建(宅地建物取引主任者) |
●宅地建物取引主任者とは
宅建業(不動産)を営むためには、各事業所ごとに5人に一人以上の割合で宅地建物取引主任者資格を持った人を置かなければなりません。(宅地建物取引業法に定められています。)不動産取引は高額になる場合が多く、専門的な知識も必要になります。消費者の保護を目的としてこのような制度が定められています。
●宅建主任者の独占業務
宅建主任者のみしか行うことができない業務は以下の3点です。
(1)物件に関する重要事項の説明
不動産取引を行う場合、通常この説明がなければ売買、賃貸等できません。
(2)物件に関する重要事項説明書への記名押印
宅建主任者の記名、押印が必要になります。
(3)契約内容記載書面への記名押印
宅建主任者の記名、押印が必要になります。
以上の3点は宅建主任者のみしか行うことができず、その他の者が行うと、法律に違反することになり、不動産業を営む企業にとっては従業者が宅建主任者であるか否かは大変重要なことなのです。
●宅建主任者の年収
不動産業の仕事内容も一律している訳ではありませんし、難しい点はありますが、大体300万円〜1000万円超えと考えられます。
不動産の仕事内容は、大きく営業、事務に分かれています。宅建主任者である営業マンであれば、自ら仲介したお客様に自らが重要事項説明等をでき、お客様を逃がしにくいことが考えられます。結果、営業成績も向上しやすいことが考えられます。しかし、資格を持っていない営業マンであれば、宅建主任者が留守な間はお客様に重要事項説明をできず、後日、宅建主任者がいる時に、お客様に時間をとってもらって来て頂くなど、お客様に負担をかけることになります。
私が不動産会社に勤めていた時もこのような負担からお客様が離れることも多々あったように思います。
もう一つは事務です。主婦にも人気な職種です。営業マン等が見つけてきたお客様に重要事項説明等を行い、営業マンの補助をします。
営業・事務にも共通している点は、資格手当てです。必ずもらえるとは限りませんが、大体一ヶ月3万円〜5万円程度の手当てをもらえることが多いようです。
●宅建主任者の魅力
以上のように、不動産業者ではもちろん必須な資格でありますが、一般企業においても大変有利に扱われる資格です。
なぜなら、宅建の試験科目は民法等、市民間で使用する法律等を習う為、いわば法律に詳しい実務家になる訳です。
契約書等を交わすのも日常茶飯事、そんな時、宅建を取得している人材は企業においても安心な存在と言えましょう。
また、金融業(銀行等)においても法律に詳しい人材を求めています。
宅建を取得していると、就職にも有利ですし、昇給も期待できます。
国家資格の中でも、大変人気があり注目されているのは、使い道が多様であり、いざと言う時に役立つ資格だからです。 |
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宅建資格試験概要
●宅建の難易度 B
●合格率 約15〜17%
●取得勉強期間 3ヶ月〜10ヶ月
●合格基準点 例年30〜35点(50点満点中)
●試験の日時 例年、10月の第3日曜日に実施(変更になる可能性もあります)
●試験会場 全国47都道府県にて実施
●受験資格 年齢、性別、学歴、国籍等に関係なく、誰でも受験することができる
●試験形式 4肢択一式 50問×各1点
●試験科目 権利関係(民法等)、法令上の制限、宅地建物取引業法、税法、その他
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